【プライベート】手紙の書き方コラム
旅の手紙
こんにちは。
まだ暑い日もありますが、トンボや、秋の虫の声など、少しずつ秋を感じられるようになりました。
「9月」といえば、連休もあり、秋の行楽シーズンが始まりますね。
そこで、今回は、「旅の手紙」をテーマに、旅に関する手紙の楽しみ方をご提案いたします。

旅先には、名物や観光名所をモチーフにした、手紙グッズが売られています。
絵葉書や、一筆箋、マスキングテープ、万年筆の限定インクなどです。
飾っても、送っても楽しめますし、家に帰ってからも旅の思い出がよみがえってきますね。
文房具ですから、他のお土産に比べてリーズナブルなところも魅力の一つです。
買える場所は、
土産物店に、写真のポストカード(絵葉書)が売られている他、
その地域の郵便局だけで売られている一筆箋、ポストカード(フォルムカードなど)、マスキングテープなどがあります。
また、観光地から少し離れた場所でも、
雑貨店でポストカード、文房具店で万年筆の限定インクが手に入ります。
文房具店の万年筆インクは、通販で買える場合もあります。観光地から離れていると移動に時間がかかってしまいますので、あらかじめ、通販の可否、文房具店までの移動方法や時間(元 出張族の経験から言いますと、前後の便の時間と、他の移動方法も調べておくことを推奨します。)を調べておくのがオススメです。

風景印というものをご存知でしょうか?
手紙を送るときに切手のところに押してある消印が、通常の郵便局名と日付のシンプルなものではなく、
名所などの絵柄が入った消印が風景印です。
正式名称は風景入通信日付印(ふうけいいりつうしんにっぷいん)というそうです。
友人・知人に旅先から風景印が押された手紙を送るのもいいですし、自分宛てに記念に送るのも楽しいですね。
私の場合ですが、家族宛てにお土産としてこっそり投函して、驚かせるのが好きです。
風景印を押して貰えるポストや郵便局の一覧は、郵便局のホームページに掲載されています。
一度、ご自宅の近くにも無いか、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
また、通常の赤いポストではなく、変わった形や色のポストもあります。
例えば、東京駅の駅舎デザインのポスト(東京駅1階 丸の内改札内側のすぐ横。風景印有り。風景印がお休みのときもあるので注意)、
京都府のJR宇治駅前にある茶壺型ポスト、
静岡県島田市の新金谷駅にあるSLの塗料で塗られた真っ黒な丸ポスト(風景印有り)など。個性豊かです。
一緒に写真を撮るのも楽しいですよ。

旅先で撮った写真を使ってポストカードを作ってみてはいかがでしょうか。
自宅のプリンターで作る方法以外に、セブンイレブンのマルチプリンターでハガキに印刷できます。(1枚60円。2019年9月現在。)
残念ながら他のコンビニではプリンターが対応していないようです。
スマートフォンで撮った写真もプリントできますので、
旅先で撮った写真をコンビニでプリントして、
そのまま風景印が押せるポストに投函!なんてこともできますよ。
読んでくださった皆さまが、旅先でも素敵な手紙ライフが送れますように。
ライター:手紙の書き方コンサルタント 池上みなみ
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