日ごろ、メールやチャットのやりとりを通して、
「なんだかよくわからないけれど、文章が読みにくい」
「どこかおかしいと思うけれど、何がどう間違っているのかわからない」
などと違和感を覚えることはありませんか。
たとえば、次の文章を読んでみてください。
先日、文章の書き方セミナーに行きましたが、内容が充実していて聞き応えがあり、
セミナーで満足したのは久しぶりでした。
言いたいことの意味はわかりますが、本来の日本語の文法に照らし合わせると正しくありません。
どこが間違っているか、わかりますか。
上記の文章は、主語と述語が一致していません。
文中には書かれていませんが、
セミナーに行ったのは「私」ですから、主語は本来「私」であるはず。
その「私」を主語として「久しぶりに満足しました」という述語とつなげると、
次のように書き改めることができます。
先日、文章の書き方セミナーに行ったところ、聞き応えのある充実した内容で、久しぶりに満足しました。
「セミナー」を主語にして、次のように書き改めることもできます。
先日行った文章の書き方セミナーは、内容が充実していて聞き応えがあり、久しぶりに満足できるものでした。
もう一つ、次の文章を読んでみてください。
新商品の企画書を提出したら、
市場分析がよくできていて検討の価値があると社長が褒めました。
こちらの文章も言いたいことの意味はわかりますが、
Lesson1と同様に主語と述語が一致していません。
この場合も主語と述語を意識して、書き改めてみましょう。
新商品の企画書を提出したら、市場分析がよくできていて検討の価値があると社長に褒められました。
いかがでしょうか。たった一文字「が」を「に」に直して「褒められた」としただけですが、
格段に読みやすくなったと思いませんか。
伝わりにくい文章を書くと、
意思疎通に時間がかかり、余計な時間と労力を強いられます。
本人が苦しむだけでなく、まわりに迷惑がかかり、
チームや会社全体の評価を下げてしまいます。
隣のデスクの人ともチャットやメールで会話する今、
わかりやすく伝わりやすい文章を書くスキルは仕事の効率化に不可欠です。
カリキュラム内容(一部抜粋)
- 知らないと命取りになるNGフレーズ
- 正しい敬語を覚えて品格をアップする
- 主語と述語は何があっても一致させる
- 記号の使い方を覚えてわかりやすい文書をつくる
- わかりやすくするには主語と述語を近づける
- 助詞の「の」と「が」に要注意
- 文章を短くシンプルがいちばん
- 同じ言葉をつかわない
- 文章が上手になる読点「、」の打ち方
- 効果的な接続詞のつかいかた
- 言い切るクセをつけて印象的な文章に
- むずかしい言葉を簡単な言葉にあらためる
- ファーストコンタクトのメールで差をつける
- 言葉のセンスを磨くレッスン
- 読みやすいのは漢字3割・ひらがな7割
- その他
- ワーク主語と述語を一致させよう
- ワーク気持ちが伝わるお礼の文章を書こう
- ワーク主語と述語を近づけよう
- ワークフレーズを覚えてお願い上手になろう
- ワーク文章をシンプルにまとめよう
- ワーク信頼を回復するお詫び文をマスターしよう
- ワーク言い切るポイントを身につけよう
- その他
研修時間の約8割がワークの時間です。
脳みそをフル回転させて、伝わる文章の基礎をマスターしましょう。
こんな会社におすすめします
- 金融、高額商品、各種コンサルティングなど
お客様の社員数が多く、仕事の効率化に積極的な会社 - 社員研修に力を入れており、ワンランク上をいく研修を実現したい会社
研修プランと費用について
3か月コース
(ひと月1回。計3回、文章力の基礎をしっかり学ぶプランです)
6か月コース
(ひと月1回。計6回、文章力の基礎から応用までしっかり学ぶプランです)
*費用は実施時間、受講人数、サポート講師の有無等によって異なります。お問い合わせください。
これまでの主な実績
日本経済新聞社、中日新聞社、徳島新聞社、熊本日日新聞社、四国新聞社、高知新聞社、信濃毎日新聞社、福井新聞社、新潟日報社、サンケイリビング新聞社、リフォーム産業新聞社、歌舞伎座サービス、日本郵便、日本経営合理化協会、明治安田生命、プルデンシャル生命保険、ゆうちょ銀行、大垣共立銀行、トヨタ西日本カローラ、エーザイ通販事業部、ビジネスバンクグループ、ビジネスアシスト、堺ヤクルト販売、ワコール、サン・プロジェクト、土屋薬品、安心堂、水晶院、企画塾、ぐるなびウエディング、デザインフィル、古川紙工など、その他多くの経営者勉強会 (敬省略)
研修を受けた人の声(一部抜粋)
- ポイントがわかりやすく説明されていた。注意しやすいポイントや伝わりやすい書き方が分かった
- 視点が変わりました。主語と述語の考え方、何にどこに主語をおくかで文章が広がるなと思いました。まちがい言葉にも気を付けたい、よかれと思って使っていた言葉が過剰だったりという事も判明したので今後気をつけていきたい。気づきが多くありました。
- 国語の授業のようでした。できているようで、できていないことばかり。これまでずっと間違えていたことを思うと、冷や汗が出てきました。
成功者の声が続々と集まっています。
次は御社がその扉を開けてください。