日本語検定委員会・萩原民也さんに聞く、日本語の力

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日本語検定委員会・萩原民也さんに聞く、日本語の力

日本語検定委員会・萩原民也さんに聞く、日本語の力

むらかみ/本日はよろしくお願いします。

まず、ご存じでない方のために、日本語検定とはどのようなものか、簡単に教えていただけませんか。


 

萩原事務局長/日本語検定は、その名のとおり、日本語の総合的な能力を測る検定です。「敬語」「文法」「語彙」「言葉の意味」「表記」「漢字」の6つの領域から幅広く出題しているのが特徴で、最上位の1級から7級まで、受検級は全部で7つあります。

 

平成19年に開始して、約8年。現在は春と秋の一年に二度、検定を実施しており、小学生から80歳を超える方まで、年間83,000人以上の方が受検しています。

 

 

むらかみ/ずいぶん規模が大きいですね。

わたしは昨年(平成26年秋)、初めて受検したのですが、その際に受検会場がとても広いことに、まず驚きました。最寄り駅から試験会場の大学構内まで、大勢の人がぞろぞろと列をなして歩いているのを見て、急に緊張感が高まったことをよく覚えています。

 

年間83,000人以上もの方が受検しているのは、日本語検定ならではの質の高さや価値の広がりはもちろんのこと、わたしたち日本人の日本語に対する意識が高まっている表れでしょうか。

 

 

萩原事務局長そうですね。「正しい日本語を身につけた、恥をかかない大人でありたい」「日本語の豊かさや奥深さを知りたい」「コミュニケーションに役立てたい」という声は、実際のところ、よく耳にしています。

 

この検定を始める前、多くの企業に「日本語にまつわる悩み」をリサーチしたことがあるのですが、その際には、これでもかというくらい数多くの失敗事例、たとえば、社員の送ったメール1本で取引がダメになった話とか、新人社員のあまりの日本語力のなさに愕然とした話とか、日本語が思うように使えなかったがゆえのトラブル事例などをたくさん見聞きしました。

 

私たちは、日本人なのに、なぜか日本語について深く学ぶことがありません。日本語検定が、私たちの母語である日本語の美しさや素晴らしさに気づく「きっかけ」になれたらいい、といつも感じています。

 

 

むらかみ/検定を始めてから現在までの間で、特に印象に残っていることはありますか。

 

萩原事務局長/月並みかもしれませんが、「受検して本当によかった!」という声をいただくと、やってよかったと感じてうれしくなりますね。それこそ、受検生から、直筆のお礼の手紙をいただくこともありますよ。

 

 

むらかみ/わたしも、受検して、すごくよかったと思っています。自分の日本語力がどの程度のものか、客観的に見たことがなかったため、非常に新鮮で、学ぶ意欲がさらに湧いてきました。

 

検定という「テスト形式」になっていると、「やった、正解だ!」「間違えた。悔しい!」とゲーム感覚で学べますね。

過去の問題集を眺めていると、自然と知識が広がりますし、すぐに力になると感じます。

   


萩原事務局長/日本語力が高まるということは、つまるところ、自分を知ることに繋がります。まわりとのコミュニケーションにも活かせますし、考える力も身に付き、人生が豊かになります。

日本語力を高めることは、自分にとっても有意義ですが、まわりにもよい影響を与えられ、相乗効果を生み出せるんです。その相乗効果が、人に優しい社会をつくると信じています。


 

むらかみ/それはまさに手紙も同じです。手紙を書くというと、中には先入観から「手間がかかる」「よくわからない」と敬遠する方もいます。でも、いざ書くことが習慣になると、想像していた以上に相手に喜ばれ、コミュニケーションがスムーズになるのが感じられ、どんどん書きたくなるんです。

文章を書くことに対する苦手意識が、自然となくなります。日本語について学ぶことも、まさにそれと同じことなのでしょうね。


最後に、これからの目標を教えていただけますか。

 


萩原事務局長
/日本語力を高めていくためには、いろいろな方法があると思いますが、その1つとして、日本語検定が多くの方々のお役に立てるように、今後も努力してまいります。

まだまだ知らない方が大勢いると思うので、日本語検定を知っていただき、必要としている方の役に立ち、日本人の日本語力を高めるお手伝いをしていきたい。それが目標であり、願いです。

 

 

むらかみ/本日はありがとうございました!

 

 

■日本語検定HP

http://www.nihongokentei.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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