切手愛好家・ばばちえさんに聞く切手の楽しみ方

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対談

切手愛好家・ばばちえさんに聞く切手の楽しみ方

 

むらかみ/切手愛がびっしり詰まったご著書の出版、おめでとうございます! さわやかなブルーの装丁がおしゃれで目を惹きますね。

ばばさんは、いつ頃から切手に興味を抱くようになったのですか。

 

ばばさん/子どもの頃から切手が好きで、お小遣いで買い集めていましたが、本格的に集めはじめるようになったのは10年くらい前からです。今郵便局で発売されているものだけでなく、切手屋さんや切手市場で昔の切手を購入したり、海外の切手もたくさん集めています。

海外の切手は、日本では(切手としては)使えないわけですが、お国柄があらわれて見ているだけで楽しいですし、デザインが本当に美しくて、ユニークで、眺めていると癒されますね。

きちんと把握していませんが、ストックブックに入れて本棚1つ半くらい(数千枚)、持っていますよ。

 

むらかみ/数千枚とは、すごい数! 


ばばさん
/いえいえ、昭和の頃からのベテランに比べれば、わたしはまだまだ……(笑)。ただ、ここ数年でいわゆる「切手女子」、若い女性の切手愛好家がだいぶ増えてきたように思いますね。 

 

 

むらかみ/今郵便局で販売されている切手だけでなく、過去に発行された日本切手も集めているそうですが、それらの切手はどのように使っているのですか。

 

ばばさん/日本人同士でもそうですし、海外の人とも文通しているので、普通に使って送っています。

たとえば、海外に送るときには、ポストカードは日本からだと世界中どこへでも1枚70円で送れるので、10円切手を7枚貼って表を切手だらけにしたりして…(笑)。すごく喜ばれますよ!

 

むらかみ/それは楽しいですね。わたしもいつも、「せっかく手紙を送るなら、切手に目を向けないのはもったいない」とお話ししているんです。そのときの季節に合う絵柄や相手の趣味にちなんだものなど、「どんな切手で送ったら喜んでもらえるかな?」と想像しながら切手を選ぶ時間は、手紙の醍醐味のひとつですね。

たとえば、ネコ好きの人にネコの切手で送ってみるとか。すると、相手は「自分のために、

わざわざこの切手を選んでくれたんだ!」と言わなくても伝わりますから、それが好意となって、自然とコミュニケーションが深まっていくのだと思います。



ばばさん/そうそう、切手と風景印を組み合わせるのもいいですね。マッチングする切手を持参すれば、さらにこだわり度が高まって、レアな感じになりますね。

 

*風景印とは「風景入り通信日付印」の略称で、その郵便局に行かなければ捺すことのできない消印のことをいいます。すべての郵便局で風景印を用意しているわけではなく、日本郵便のホームページ等で確認できます。その郵便局がある地域の名所、旧跡、名産品などが描かれているので、眺めているだけで「へぇ~!」という驚きがあります。

 

 

むらかみ/読者の方でいつもユニークな風景印で送ってくれる方がいるんです。風景印はその土地に行かないと手に入りませんから、風景印が捺されたポストカードが届くと、「やった!」とうれしくなります。

毎回、風景印で送るのはむずかしい面もありますが、「風景印というものがある」と知ることから、旅先でその土地の郵便局に行ってみたり、自分の出身地の風景印のデザインを調べてみたり、手紙に親しむ機会がぐんと増えていくのだと思います。

 

ばばさん/本にも書いたのですが、わたしは京都の風景印を集めています。そのときはもちろん京都の切手を貼りますし、京都府内の郵便局でしか買えない限定のフォルムカードで送ったりもします。まさに、京都づくし(笑)。

工夫しだいでたくさん遊べますから、自分でも楽しいですし、送る相手にも喜ばれます。二重の喜びがありますね。

 

 

むらかみ/海外の切手の魅力はどういったところでしょう?

 

ばばさん/1つには、小さな中に美しいものが凝縮されていること。また、切手は世界中でオフィシャルに発行されているため、切手からその国の文化に触れたり、知らなかったことを知ったり発見したり、勉強になりますし、非常に奥が深く、興味が尽きません。

たとえば、食べ物の切手だけ集めてみても、世界中にはそれこそいろんな食べ物があるわけです。切手に描かれている料理を見て、「これはどんな料理なんだろう?」「どんな味がするんだろう?」と興味が湧いて、実際にその国に行ってみたくなったり…。

 

むらかみ/それは楽しいですね! たしかに、切手には歴史、文化、スポーツ、食べ物、動植物、芸術やアニメ…、それこそ、ありとあらゆるものが描かれていて、切手を通して学ぶことも多いですね

何千枚もお持ちの中で、いちばん好きな切手はありますか。

 


ばばさん/いちばんを決めるのはむずかしいですが、わたしはダンスをやっているので、ダンスの切手や踊りの切手には目がありません。最近発行された中では、オーストラリアのバレエ切手が大のお気に入りです。日本にも盆踊りや獅子舞の切手がありますね。

 

 

むらかみ/なるほど。ダンスが趣味のばばさんがダンスの切手に目がないように、自分の趣味にちなんだ切手だけを集めてみても、世界中に目を向ければ、ものすごい数の切手が発行されていそうですね。

海外の切手を日本で購入するのは、ちょっとハードルが高いと感じる人もいると思うのですが、いつもどのように買われていますか。

 

 


ばばさん/毎月第1土曜日に行われる切手市場(切手のフリーマーケット)で買うほか、インターネットで海外の切手ショップや外国の郵便公社から買うこともあります。インターネットは便利ですね。送料はかかりますが、郵便で届いたときのうれしさはまた格別です。

ほかに、旅行に行ったときや、春と秋、年に2度開かれる切手のイベント(スタンプショウ&全国切手展)でまとめて購入しています。

切手はほとんどが1枚あたり数十円、高くてもせいぜい数百円ですから、手軽に楽しめるのも魅力ですね。



むらかみ/2014年4月から郵便料金がハガキは52円、封書は82円になりましたね。


ばばさん
/ここのところ切手ショップで41円切手が人気なんですよ。41円を2枚組み合わせて82円だから。62円と20円の組み合わせもできますね。 

 

 

むらかみ/は! 気づかなかった……。すごくいいことを聞きました(笑)

切手選びには個性が出ますね。自己表現ができると感じます。ちょっと大げさな話にはなりますが、言葉で「好き」という気持ちを伝えることはできなくても、ハートマークが描かれた切手を貼れば、それは伝わるわけですから。

 

見て学んで、眺めて癒されて、使って楽しんで、送って喜ばれて、またうれしくなって…。

めくるめく切手の世界の扉がまたひとつ開いたように感じています。

ありがとうございました。

 

 

 













ばばちえさんprofile

 

なでしこ切手倶楽部主宰。東京都生まれ。小学生の頃からの切手好き。SNSを使いはじめた数年前から切手仲間の刺激を受けて本格的な収集をスタート。切手の競争展にも出品し、公益財団法人日本郵趣協会が主催する日本最大の切手イベント「2013年スタンプショウ第14回<トロピカル切手展>」銀銅賞受賞。女性誌、書籍などでフリーライターとしての仕事をしながら、切手女子をもっと増やすべく、かわいい切手、きれいな切手収集の啓蒙活動に励んでいる。なでしこ切手倶楽部は切手遊びが上手な女子(ときどき男子)が集い、切手を通してコミュニケーションを楽しむ会。SNSを通してお互いのコレクションを見せ合ったり、風景印や初日カバーを送りあうなどの交流を行い、オフ会では切手の交換をしたり、切手話に花を咲かせている。



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